ヤマハ、鈴鹿8耐キャンペーンにYARTを呼びかけ
ヤマハはファクトリーチームとともに2022年の鈴鹿8耐を欠場したが、2023年の8耐の取り組みでは再びYART世界耐久チームに頼ることになる。
ヤマハの2023年鈴鹿8耐の公式計画が発表され、同ブランドのファクトリー世界耐久選手権チームが再びヤマハのレース公式代表となる。
ヤマハ・オーストリア・レーシング・チーム(YART)は、表彰台から転倒して7位に終わった昨年のレースでその役割を引き継いで以来、2年連続で鈴鹿8耐にヤマハの公式参戦となる。
ライダーのラインナップは2023年も変わらず、ニッコロ・カネパ、カレル・ハニカ、マービン・フリッツが参戦する予定だ。 鈴鹿でのYARTではヤマハ発動機から技術面・運営面のサポートも受けられる。
ヤマルーブYARTヤマハEWCオフィシャルチームのチームマネージャー、マンディ・カインツ氏は「2004年に鈴鹿8耐に初出場して以来、表彰台に立つことに執念を燃やしてきた。昨年は4位が数回あった後、僅差だった。 「最終的には3番手で最後の1時間にクラッシュし、7位に終わった。2023年に向けて、我々はさらに集中してよりハードに戦い、うまくいけば勝ち上がることができるだろう」
2022年にYARTがヤマハの鈴鹿ファクトリー代表を引き継ぐまで、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム(YFRT)は2015年から2018年にかけて8時間レースの各回で優勝し、その後2019年にカワサキが#21バイクの座を奪われた。
昨年、カワサキとファクトリーWorldSBKプログラムを運営するプロベック・レーシング・チームのフルファクトリー努力という形での反対にもかかわらず、ホンダはレースで納得のいく勝利を収め、2014年以来の勝利となった。
最近、カワサキが2023年の鈴鹿8耐にファクトリーチームを出場させないことが発表された。 YARTチームが今後も鈴鹿での唯一の正式な存在であり続けるというヤマハの発表(したがってYFRTの復帰はない)、そしてスズキの代表はYARTと同様に常連のヨシムラSERTチームから来るという現実。世界耐久選手権に出場するということは、HRCが2023年の鈴鹿8耐にフル参戦する唯一のファクトリーチームとなる可能性が高いことを意味する。
2023年の鈴鹿8耐は2023年8月4~6日に予定されている。
ヤマハはファクトリーチームとともに2022年の鈴鹿8耐を欠場したが、2023年の8耐の取り組みでは再びYART世界耐久チームに頼ることになる。 ヤマハの2023年鈴鹿8耐の公式計画が発表され、同ブランドのファクトリー世界耐久選手権チームが再びヤマハのレース公式代表となる。